訪問マッサージは、自力での通院が困難な方(寝たきりの方、脳障害等で身体に麻痺のある方、関節拘縮により歩行が困難な方など)に対してご自宅へ伺い、各患者様の症状に合わせたマッサージや鍼灸治療を、医療保険(健康保険)を使って行います。まだまだこの訪問マッサージをご存知ない方も多いのですが、医療保険適用の医療制度の一つです。
高齢者の方には寝たきりや外出困難で外部とのコミュニケーションがとれず、内に閉じこもってしまう方もいらっしゃいます。
そのような方々に鍼灸マッサージを通して、直接身体に触れたり、お話をすることで、安心感や心地よい気持ちを高め、一人でも多くの方の心身の状態の改善を支援していくお手伝いをさせて頂きたいと考えています。
また、訪問マッサージは定期的に患者様宅を訪問できるので目標を設定しやすく、経過観察も行なえて治療効果もしっかり確認ができるので私たち鍼灸マッサージ師としてもとてもやりがいがある仕事です。
日々活動をしている中で私たちを必要としている方がたくさんいらっしゃると感じるのが現状ですし、そのご期待に応えたい気持ちでいっぱいです。患者様やそのご家族様の笑顔が私たちの励みなのです。
増え続ける要支援・要介護者
現代の日本では要支援・要介護認定者数が2022年に689万人にのぼっています。
高齢者数が3,627万人ですから、689万人という人数はその19%で、高齢者の約5人に1人は要支援・要介護認定を受けていらっしゃることになります。何かしらの介護が必要である方がこれほどまでにいらっしゃるのです。
それに加えて、現在の病院ではリハビリに日数制限が設けられ、180日で病院内でのリハビリは続けられないという状況はご存じでしょうか?
今、リハビリに関わる方々の間では、私たちが行っている訪問マッサージは自然と注目を集めざるを得ない状況ともなっています。超高齢社会に向けてこの制度の需要はますます高まることは疑いようがありません。
しかし、自宅でのリハビリや治療が必要な方にまだまだ私たちの行っている訪問マッサージはご存知ない方が大多数なのが現実です。
世の中に広く認知されるようになるには、少し時間が掛かるかもしれませんが、これらのいわば潜在的な患者様達やそのご家族様に情報をお伝えしていくのも、私たちの使命の1つだと思っています。
訪問マッサージの認知向上と地域貢献を目指します
そんな訪問マッサージでは特に大切なこと…忘れてはいけない事があります。
それは、心の底から常に患者様を思いやる気持ちです。
鍼灸・マッサージの技術も勿論とても大切ですが、人間性=人を思いやる気持ちを持つことが最も大切だと考えております。
その気持ちを忘れずに、患者様に関わる地域医療の一員として介護事業所様や医療機関様と連携を取らせて頂きながら、訪問マッサージを通じて地域活動に幅広く貢献していきたいと思います。
エール治療院では「鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師」の国家資格保有者が患者様のご自宅や入居施設に訪問して施術を行います。当院の訪問マッサージは、患者様の状態や症状に合わせた治療に努めています。
現在ご利用頂いております患者さん、またそのご家族の方からは「毎回楽しみにしているよ」「助かってます」「もっと早くこの制度を知っていれば…」と喜びの声を頂いております。
この健康保険による「訪問マッサージ」を広く皆様方に認知していただき、お辛い症状などでお困りの方の「日常生活動作の向上ならびに精神的ケア」、「生活の質の向上」の手助けが出来るよう努めていきたいと思っております。
まだまだ普及が追い付いていない訪問マッサージという医療制度ですが、国家資格者による安心で効果のある施術で、健康保険も適用されますので、HPを見て初めて知ったという方でも是非ご利用ください。
初回は必ず無料体験という形を取らせて頂いており、治療を継続してみたいという方のみ治療をスタートさせて頂いております。契約ではなく、回数に応じて費用が確定する、通常の病院の清算方法と同じですので、ご安心してご利用ください。