訪問マッサージ
について
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訪問マッサージってどんなサービスですか?
私たちがご利用者様のもとに訪問し、筋肉の委縮や関節の拘縮、麻痺や痛みなどの症状の緩和や、歩行が困難な方などの日常動作の改善を目的に、マッサージ、鍼(はり)、お灸(きゅう)、機能訓練などを行います。かかりつけの医師の同意のもと、健康保険を使い、約390円〜ご利用できます。詳しくは 訪問マッサージ・鍼灸とは をご覧ください。
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どんなマッサージをしてもらえますか?効果はありますか?
揉捏(もみほぐし)、鍼、お灸、リンパマッサージやストレッチなどを行います。
症状やご希望に合わせて、それらを組み合わせて最適な施術を行います。詳しくは 施術内容と効果 をご覧ください。 -
誰でもサービスを受けられますか?
歩行での通院が困難な方、寝たきりの方、認知症で家屋内は移動できるがお一人での外出は困難な方、筋肉の委縮や関節の拘縮、麻痺や痛みなどの症状がある方などが対象です。詳しくは 訪問マッサージ・鍼灸とは をご覧ください。
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どのような病気の方がご利用されていますか?
脳梗塞、脳出血、パーキンソン病などの病気による関節拘縮や痛み、神経痛、腰痛、頸腕症候群、リウマチ、頚椎捻挫後遺症などの方、退院後のリハビリを必要とされる方など多く診させて頂いております。詳しくは 対象疾患 をご覧ください。
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病院や高齢者施設でもマッサージ治療を受けられますか?
老人ホームや、特養(特別養護老人ホーム)、サービス付き高齢者住宅などほとんどの施設に訪問可能です。老健(介護老人保健施設)やショートステイなど一時的に利用していて、いずれ帰宅する事が前提の場合はその施設内では行えないことがあります。病院に入院中の訪問マッサージも可能なケースが多いので、事前に担当医師や看護師さんにご相談し許可をもらって下さい。ただし入院中は鍼灸マッサージに健康保険が使えないため、実費での施術となります。料金については当院にお問い合わせください。
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どこの地域でサービスが受けられますか?
訪問しているのは東大阪市、大阪市、八尾市、大東市、門真市、守口市、寝屋川市などです。その他近隣地域でも訪問可能です。お気軽にご相談ください。
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訪問リハビリを受けていても訪問マッサージを利用できますか?
はい、できます。訪問マッサージは医療保険(健康保険)を使うため、訪問リハビリや訪問介護などの介護保険を使うサービスと併用することができます。
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訪問リハビリと訪問マッサージの違いは何ですか?
訪問リハビリは要支援・要介護者が在宅で日常生活を送るために、身体の機能の回復や維持するリハビリテーション(機能訓練)です。訪問リハビリでは歩行・立位・寝返り動作などの基本の動作をできるように訓練します。
訪問マッサージは、筋力の維持や向上、脳梗塞や脳出血で麻痺や拘縮がある人のための関節可動域の維持や拡大、むくみやしびれがある人のための血液やリンパ液の循環の改善、強度なコリや疼痛がある人のための痛みや筋緊張の緩和です。
訪問マッサージは、マッサージや鍼やお灸、機能訓練を組み合わせて行います。筋肉の緊張状態をほぐしたり、痛みの症状の緩和や、関節の動きをスムーズにしたり、日常生活動作の改善が期待できます。慢性的な病気に効果的でご利用者様の身体にかかる負担を軽減できるようにマッサージを行っていきます。 -
生活保護を受けているけどサービスを利用できますか?
はい、ご利用できます。生活保護の方でも訪問マッサージを受けることができます。担当ケースワーカーさんに「給付要否意見書」を発行してもらい、かかりつけの医師から「給付要否意見書」に同意の署名をもらいます。書類を福祉事務所や市役所に提出し、審査を通過したら施術スタートです。詳しくは当院にご相談ください。
※「給付要否意見書」とは身体の状態が医療扶助を行う必要があるか否かを判断する資料として、交付される用紙です。
鍼(はり)・
お灸(きゅう)について
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鍼はどんなことをするのですか?効果を教えてください。
鍼治療は、全身に点在するツボ(経穴)を鍼で刺激して身体の不調を改善します。鍼の刺激によって筋肉をほぐしたり、血行や代謝を促したりすることで、痛みやつらい症状を改善していきます。
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お灸はどんなことをするのですか?効果を教えてください。
お灸は、もぐさを使って身体の要所に熱刺激を与えて、血行を良くします。
刺激と言ってもほんのり温かい程度で、熱刺激によって血行が促進され自己免疫力がアップします。自然治癒力が高まれば、慢性的な身体の疲れやコリなども改善しますし、痛みが落ち着いてきたり、なんとなくだるいなどの機能低下も自らの力で元に戻っていきます。 -
鍼は初めてなのですが、痛くないですか?
「鍼を刺す」と聞くと痛いイメージがあるかもしれませんが、鍼治療で用いる鍼の太さは髪の毛と同じぐらいの細さで、皮膚の痛覚受容器を刺激しないため、鍼を刺した瞬間の痛みはほとんどありません。
また、鍼を刺さずに皮膚の表面をさすったり押したりして刺激する「てい鍼」や「ローラー鍼」などもあります。刺激が弱いため、症状が軽い人に適しており、子どもや「鍼を刺すのが怖い」という人に使用することもあります。 -
お灸は初めてですが、熱すぎたり火傷はしないですか?
お灸の大きさは数ミリで、“熱い”などのやけどするように感じることはありません。 我慢できないような熱さはなく、むしろ温かい、気持ち良いと感じていただけると思います。
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お灸をしてもらった場合、部屋の家具等に匂いは付着しませんか?
施術中のにおいはありますが、お部屋やお洋服に匂いがついて取れないというようなことはありません。気になるようでしたら換気をしながら進めて行きましょう。ご安心ください。
ご利用について
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施術時間はどのくらいですか?
1回の施術時間は20-30分ほどです。
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どのくらいの頻度で施術を受けたらいいのですか?
慢性的な疾患に対して施術の効果を出すために週2~3回程度をお勧めしています。週の回数に制限はありませんので、良くなりたいという方や痛みが強い方は一時的に週に5回行くことも可能ですのでご相談ください。ある程度日時を決めておいて、体調や定期の病院での診察やデイサービスなど用事があるときは日程を調整するなど臨機応変に対応致しますのでご安心ください。
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土日祝日はやっていますか?
土曜日はやっています。日曜日・祝日はお休みです。
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朝早く、夜遅くにも来てもらえますか?
基本的に訪問できるのは月〜土曜日の9:00〜19:00です。ご都合が合わない場合は調整できる可能性もございますので、お問い合わせください。
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サービスを受ける時、家族が同席または家にいないとダメでしょうか?
お一人でも大丈夫です。不安な方はご家族と一緒に進めていけると安心だと思います。
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来てもらうのに用意するものはありますか?
特にありません。楽な普段着でいて頂ければ大丈夫です。
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施術はどこでするのですか?車椅子やソファでもできますか?
車イスのままでも、ベッドや布団で寝ている姿勢でも、状態に合わせて施術させていただきます。車椅子で移動が出来ない方もベッドや布団の上で施術を受けたいという方はお手伝い致しますのでご安心ください。
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マッサージをしてくれるのは、どういう人ですか?
「あん摩マッサージ指圧師」「鍼灸師」という国家資格を取得した者によって施術を行います。確かな専門的知識と、さまざまなケースに対応した経験によりひとり一人にあった適切な施術を行うことができ、ご不明な点や気になることがあればどんなことでもお答えいたします。
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施術者は選べますか?
基本的にはお問い合わせの際のご相談内容に応じて、患者様に最適な施術者を当院に任せて頂いております。
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担当する施術師は毎回一緒ですか?
はい、同じです。
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契約期間はどのくらいですか?
健康保険を利用した治療であり、契約ではありませんので、契約期間というものはございません。施術を中止したい際はいつでも可能ですのでご安心下さい。
料金・お支払い
について
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料金はおいくらですか?
皆さまがお持ちの健康保険の一部負担割合(1~3割、390円〜)のみのお支払いになるので、安心して利用できる医療サービスとなっています。詳しくは料金についてをご覧ください。
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交通費(往診料)はかかりますか?
1回料金の中に交通費も含まれているので、別で料金がかかることはありません。
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お支払い方法はどのようになっていますか?いつ払えば良いですか?
基本的には月末に現金にてお支払いいただきます。その際に領収書をお渡し致します。
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医療保険(健康保険)を使わず自費の場合の料金を教えてください。
自費での施術料金についてはお問い合わせください。
基本的には保険治療の10割分とお考え下さい。 -
障害者受給者証を持っているのですが使えますか?料金が知りたいです。
重度障害者医療証をお持ちの方は施術費の上限が1回あたり500円、1ヶ月あたり3000円(1ケ月6回以上施術を受けられても自己負担の上限は3000円となります)の自己負担で訪問マッサージを受けることができます。
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障害者手帳を持っているのですが使えますか?料金が知りたいです。
障害者手帳だけでは助成を受けることができず、障害者医療受給者証(マル障)が必要です。自費での施術なら可能です。
同意書について
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同意書って何ですか?
同意書は医療保険(健康保険)を適用させるために必要な書類になります。同意書をかかりつけの医師にお渡しいただき、医師に在宅・訪問にてマッサージが必要であると判断いただけましたら 「承諾の署名」をお取付けください。自費での施術をご希望の場合には同意書は必要ありません。
※但しおひとり暮らしで痛みが強く外出できない場合などは、当院がかかりつけ医のところへ行って同意書をもらってくることも可能です。こちらで医師とやり取りをし、直接書類取得できることもありますので、詳しくはお問い合わせください。 -
同意書の用紙はどこでもらえますか?
無料体験の際、今後も訪問マッサージを利用したいと思っていただけましたら、当院から同意書をお渡しします。
介護保険のサービス
との併用について
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訪問マッサージに介護保険は使えますか?
いいえ使えません。訪問マッサージは全て医療保険(健康保険)を使います。
そのため介護認定の有無は問いません。 -
介護保険のサービスを受けていても、訪問マッサージを受けられますか?
はい受けられます。訪問マッサージは医療保険(健康保険)を使うので、デイサービスや訪問介護、訪問リハビリなどの介護保険を使うサービスと併用することができます。
ケアマネジャーさん
からよくいただく質問
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同意書の取得が困難で、訪問マッサージを断念した経験があります。
ご安心ください。
場合によってはかかりつけ医の同意が難しい場合もございますが、当院では明らかに保険適用の症状である患者様に対しての同意書はほぼ全員取得できております。つねにご本人様、ご家族様、かかりつけ医、ケアマネージャーさんなど全員がご納得、ご安心されるかたちで同意書を取得することを心掛けておりますので、ご不明点ございましたらお問い合わせください。 -
訪問リハビリと訪問マッサージのどちらを利用するか迷っています。
歩行・立位・寝返り動作などの基本の動作をできるようにする目的であれば訪問リハビリをおすすめします。
筋肉の緊張状態をほぐしたり、痛みの症状の緩和や関節可動域を拡げたいなど、ご利用者様の身体にかかる負担を軽減したいという目的であれば訪問マッサージをおすすめします。
当院では訪問リハビリと訪問マッサージを併用してご利用されている患者様も多くいらっしゃいます。PTさんとも連携し「痛みを緩和して頂いているおかげでリハビリを頑張るようになりました」というお声も数多く頂いております。 -
お体の状態などは報告してもらえるのでしょうか。
はい、もちろんです。当院ではご利用者様の状態に関する報告はかかりつけ医師とケアマネージャーさんに定期的に行っております。介護、医療関係者の皆様とチームでの取り組みを重視しており、ご利用者様に何か変化があった際は迅速にご報告するよう心掛けております。
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同意書の取得から手続き全般を行ってもらえるのですか?
はい、全てお任せください。内容や料金などのご説明をさせていただき、かかりつけ医への同意書の準備、その他関係者様とのご連絡など施術開始までに必要な事は当院で手続き致します。
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ショートステイ先でマッサージ治療を受けることはできますか?
老健やショートステイなど一時的に利用していて、いずれ帰宅する事が前提の場合はその施設内では行えないことがあります。ご不明点がございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。
その他
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新型コロナウイルスの対策はどのようにされていますか?
対策についてはコロナウイルス感染症対策をご覧ください。
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エール治療院は求人募集をしていますか?
はい、しております。
「あん摩マッサージ指圧師」「鍼灸師」の資格のある方で、当院の理念に賛同される方であれば大歓迎です。